M-1 グランプリ2023で『令和ロマン』が見事優勝しました!
コンビ結成当初からネタが天才的だと話題の令和ロマンでしたが、令和ロマンのネタはどっちが作っているのか気になりますよね。
そこで本記事では、令和ロマンのネタはどっちが作っているのか。
また、天才的なネタ作りには何か秘密があるのか調査しましたので、紹介していきます。
~この記事を読むと~
・令和ロマンのネタ作りはどっちが作っているのか分かる
・令和ロマンのショーレースでの成績が分かる
・令和ロマンのコンビ名の由来が分かる
令和ロマンのネタ作りはどっちが担当?
令和ロマンのネタ作りは、主にボケ担当の高比良くるまさんが作っています。
【POPEYE Web】お笑いコンビ「令和ロマン」の高比良くるまさんの笑いはメソッド化されている。会場の天候や自分たちの立ち位置に限らず、先輩からの評価のなぜを冷静に分析し、ネタ作りや推敲に生かしている。 https://t.co/14DJflbwPS
— POPEYE (@POPEYE_Magazine) December 7, 2023
最終的にはツッコミ担当の松井ケムリさんも肉付けをして、天才的なネタに仕上げているようです。
ボケ担当の高比良くるまさんは、お笑いに対してものすごい情熱がある人で、会場の天候や自分たちの立ち位置を考えるだけではなく、周囲の人からの評価も分析してお笑いに生かしているそうです。
ネタ作りに使用しているiPad miniにはネタや分析結果がぎっしり入っているとのことでした。
やっとだ‼️みんなで分析だ分析‼️
— 令和ロマン くるま (@kuruma_takahira) January 25, 2024
令和ロマン【決勝ネタ】<ファーストラウンド> M-1グランプリ2023 https://t.co/eiOnsvCjhh @YouTubeより
ボケ担当の高比良くるま
主にネタ作りの担当をしている高比良くるまさんですが、慶應義塾大学の文学部を中退しています。
作り込まれたネタ作りの背景には、高学歴ということもあるかもしれません。
慶應義塾大学時代は、お笑いサークルの「お笑い道場O-keis」に所属していました。
お笑いサークルでは、同時に9つのコンビを組むほどお笑いに熱中していたようです。
在学していた学部の勉強に興味を持てずに、大学に通いながら芸人をやることへのもどかしさを感じて大学を中退してしました。
もともとお笑いに興味を持つようになったきっかけは、少年時代は日本テレビの「踊る!さんま御殿!!」を毎回見ていて、「自分もさんまさんみたいなればつらい現実に勝てるかな」と思うようになったことがきっかけとのことでした。
お笑いに対する情熱が、作り込まれたネタ作りに活かされているんですね。
ツッコミ担当の松井ケムリ
ツッコミ担当の松井ケムリさんは、慶應義塾大学法学部を卒業しています。
実父は、大和証券グループ本社副社長兼最高執行責任者の松井敏浩さんです。
慶應義塾大学時代はお笑いサークルの「お笑い道場O-keis」に所属しながらも、バンドサークル「総合音楽研究会」(通称:総音研)に所属していました。
ベースを担当していて、お笑いサークルよりもこちらの活動に重きを置いていたそうです。
お笑いに興味を持ったきっかけは、大学浪人中に見ていたテレビ朝日の「アメトーク!」で、「お笑いって素敵だな」と思ったことがきっかけでした。
主なネタ作りはボケ担当の高比良くるまさんが担当していますが、最終的には松井ケムリさんも肉付けをしていますので、テンポがよくて見応えのあるネタが出来上がるんですね。
令和ロマンの天才なネタの秘密
天才的なネタは、高比良くるまさんと松井ケムリさん2人の高い分析力と考察力から生まれてきていると思います。
お笑いコンビ「令和ロマン」の高比良くるまさんの分析眼はYouTube等を見ればおわかりかと思うが話を聞くと想像以上にメソッド化されていた。会場の天候や自分たちの立ち位置に限らず先輩からの評価を分析しネタ作りや推敲に生かしている。彼のiPad miniにはネタのストックや分析結果のメモがぎっしり。… pic.twitter.com/WvpqGMOStG
— POPEYE (@POPEYE_Magazine) August 24, 2023
公式のYouTubeでは、お笑いのショーレースに対しての対策講座や攻略法を考えており、一つ一つのことに対してしっかりと考察しているのが分かります。
令和ロマンは、お笑い養成所のNSC東京校23期出身で首席で卒業しています。
現役NSC生の1年間の集大成を競う「NSC大ライブTOKYO2018」で23期生133組の中で見事に優勝しました。
2020年には、「第7回NHK新人お笑い大賞」で優勝しています。
㊗️㊗️優勝㊗️㊗️
— 神保町よしもと漫才劇場【公式】 (@jimbocho_mngk) November 1, 2020
「令和2年度 NHK新人お笑い大賞」で
神保町よしもと漫才劇場所属の令和ロマンが優勝しました🎉
決勝は審査員票を全て獲得しての優勝でした✨
皆様のご声援、本当にありがとうございました😄#令和ロマン#NHK新人お笑い大賞 pic.twitter.com/8vLCBVrcw1
特にボケ担当の高比良くるまさんの分析力と言語化が凄すぎると話題となっています。
ネタの内容は、それぞれのキャラクターを主張するスタイルではなく、会話の中でお笑いを作っていくスタイルです。
身の回りに普通にあるものだったり、その日がなんの日なのかなどを題材にしているそうです。
令和ロマンの人気のネタ
令和ロマンの公式YouTubeでは、今までに披露されたネタが公開されています。
その中でも、視聴回数が多い上位5つのネタを紹介します。
- 「back number」:ABC準優勝ネタ
- 「ちびまる子ちゃん」:新ネタ3本ライブ直前の寄席で爆誕
- 「100m走」:M-1グランプリ 3回戦ネタ
- 「町工場」:M-1グランプリ 最終決戦
- 「少女漫画」:M-1グランプリ 決勝ネタ
・1位:「back number」ABC準優勝ネタ
・2位:「ちびまる子ちゃん」新ネタ3本ライブ直前の寄席で爆誕
・3位:「100m走」M-1グランプリ 3回戦ネタ
上記のほかにも、公式YouTubeでは天才的なネタが公開されていますので、興味のある人はチェックしてみてください。
公式YouTube:official令和ロマン【公式】
令和ロマンがM-1グランプリ2023で優勝
M-1グランプリでは、
- 2017年:2回戦進出
- 2018年:準決勝進出
- 2019年~2021年:準々決勝進出
- 2022年:準決勝進出
- 2023年:優勝
2023年の優勝は、2001年の中川家以来の出番1番目の優勝となりました。
賞レースでの成績
令和ロマンはNSC卒業当初から、首席卒業の名と天才的なネタ作りで注目を集めていました。
2023年現在で、これまでの成績を紹介します。
上方漫才協会大賞
- 2019年:大賞ノミネート、新人賞ノミネート
- 2020年:大賞ノミネート
- 2021年:大賞ノミネート、新人賞ノミネート
- 2022年:大賞ノミネート
- 2023年:大賞ノミネート、新人賞ノミネート
ABCお笑いグランプリ
- 2020年:最終予選進出
- 2021年: 最終予選進出
- 2022年:決勝2位タイ
- 2023年:決勝2位
その他
- 2015年:大学生M-1グランプリ2015 準優勝
- 2016年:AGE STOCK 2016 バトル笑イヤル 優勝
- 2018年:NSC大ライブ TOKYO 優勝
- 2020年:第7回NHK新人お笑い大賞 優勝
- 2021年:第7回マイナビLaughter Nightグランドチャンピオン大会 決勝進出
令和ロマンのコンビ名の由来
元々、高比良くるまさんと松井ケムリさんの2人は慶應義塾大学のお笑いサークルの先輩後輩。
その時にコンビ「魔人無骨」を結成しました。
M-1グランプリ2018のワイルドカード枠で魔人無骨(現:令和ロマン)が上がって、決勝進出者発表で霜降り明星が名前を呼ばれた時に隣に立ってた魔人無骨が拍手してたなぁと思ってフォルダ見返してたらあった。2018年M-1王者と2023年M-1王者。 pic.twitter.com/MYzgMLU6x3
— Lai (@stog__) December 26, 2023
しかし、「怖い」や「もっとゴツイのが出てくるのを期待した」などの意見がまわりからあったため、令和元年の5月1日より「魔人無骨」から「令和ロマン」へ変更しました。
コンビ名の改名は恥ずかしくて踏み切れなかったが、トレンディエンジェルのたかしさんや平成ノブシコブシの徳井健太さんのアドバイスで改名に至ったそうです。
【お知らせ】
— 令和ロマン くるま (@kuruma_takahira) April 1, 2019
『魔人無骨』は5/1(水祝)0:00より
『令和ロマン』に改名いたします
おもしろくないけど大事な文章です pic.twitter.com/BGDNwlkacE
まとめ
今回は、M-1グランプリ2023で優勝した『令和ロマン』さんについて紹介しました。
令和ロマンのネタは、主にボケ担当の高比良くるまさんが作っていますが、最終的にはツッコミ担当の松井ケムリさんも肉付けをして天才的なネタを完成させているようです。
令和ロマンの天才的なネタ作りには、2人の高い分析力と考察力が関係していることが分かりました。
今回のM-1グランプリ2023の優勝をしたということは、2024年は間違いなくブレイクするはずですので、これからのさらなる天才的なお笑いを楽しみにしましょう!
コメント