第75回NHK紅白歌合戦に出場予定の「こっちのけんと」さん。
代表楽曲の「はいよろこんで」の中に出てくる【・・・---・・・】(トントントンツーツーツートントントン)のモールス信号が話題になっています。
そうなると「はいよろこんで」の歌詞の内容とモールス信号の意味が気になりますよね。
そこで本記事では「はいよろこんでモールス信号の意味は?トントントンツーツーツートントントンで話題」と題して、こっちのけんとさんの「はいよろこんで」についてまとめていきたいと思います。
~この記事を読むと分かること~
・はいよろこんでのモールス信号の意味
・はいよろこんでの歌詞の意味
・トントントンツーツーツートントントンとは何か
はいよろこんでモールス信号の意味は?
「はいよろこんで」の歌詞の中にあるモールス信号は「SOS」という意味です。
参考元:日本無線
「・・・ ー ー ー ・・・(トントントンツーツーツートントントン)」という歌詞がありますが、モールス信号に当てはめると「SOS」という意味になります。
Save Our Souls(私たちの魂を救ってください)の頭文字を並べたものと説明されることがありますが、実際は送打電しやすく、聞き取りやすい最も単純な信号パターンというのが理由です(何といっても3短点3長点3短点 ・・・---・・・で済みますからね)。
引用元:海の不思議箱
こっちのけんとさんの公式YouTubeで公開されているMVの冒頭では、
この世界に生きる
すべてのいきづらい人へ
というメッセージが表示されてから本編がスタートします。
公式YouTube:こっちのけんと
そのため、生きづらい人たちが落ち込んでしまう前に「SOS」を出しましょうという意味が込められているのかもしれませんね。
3~6マスの意味は?
3~6マスの「マス」は、心電図グラフの目盛りのことになるようです。
「・・・ ー ー ー ・・・」の歌詞の前には「鳴らせ 君の3~6マス」とあります。
心電図グラフでは「1マス=5目盛り=5mm=0.2秒」となっていて、1つの心拍の間が3マス未満だと頻脈(脈が速い)で6マス以上だと徐脈(脈が遅い)の状態となります。
参考元:看護roo!
そのため、3~6マスに収まっている状態が正常値だとされています。
このことから、
- 「鳴らせ 君の3~6マス」:正常な心拍数のうちに
- 「・・・ ー ー ー ・・・」:SOSをしましょう
という意味になりそうです。
精神的・肉体的に参ってしまう前に、しっかりと助けを求めましょうという意味になるのではないかと思います。
モールス信号が途中で終わる意味は?
MVの中では「・・・ ー ー ー ・・」までしか描かれていません。
このことの意味は、SOSを発信しきれずに落ち込んでしまったことを表しているのではないかと思われます。
毎日の生活に疲れてしまい、正常な段階でSOSが発信できずに落ち込んでしまい、最終的にフェードアウトしてしまうといった意味が込められているのではないでしょうか。
はいよろこんでの歌詞の意味は?
MVの冒頭のメッセージにある通り、すべての生きずらい人に向けた楽曲になっています。
まわりから期待をされて、その期待に応えていく姿が想像できます。
しかし、自分の心をすり減らしながら良い人を演じて生活していると、どんどんと落ち込んでいってしまいSOSすらも発信できない状態になってしまいます。
そうなる前にまわりの悪い意見は聞き流して、自分が正常であるうちにいつでもSOSを出せるようにしていきましょうという意味が込められている歌詞なのだと思います。
トントントンツーツーツートントントンってなに?
モールス信号のことを自衛隊などでは「トンツー」と呼ばれたりします。
モールス信号やモールス符号と言われていますが、無線で文字を効率的に伝えるために発明されたものです。
「・(トン)」という短点と「ー(ツー)」という長点が使われます。
そのため、今回の「はいよろこんで」の【トントントンツーツーツートントントン】は、
- S:「・・・」(トントントン)
- O:「ーーー」(ツーツーツー)
- S:「・・・」(トントントン)
といった使い方になります。
無線関係について詳しく知りたいという方は、総務省 無線局運用規則も見てみてください。
参考:総務省 無線局運用規則
まとめ
今回は、こっちのけんとさんの代表曲「はいよろこんで」のモールス信号についてまとめてみました。
歌詞の中に出てくる「・・・ ー ー ー ・・・」(トントントンツーツーツートントントン)は【SOS】という意味でした。
歌詞の内容は、すべての生きずらさと感じている人に向けた応援歌のようで、落ち込んでしまう前にSOSを発信しましょうといった内容になっていました。
元気がないときに聞くと元気がもらえる楽曲となっていますので、普段から聞いて元気を出していきましょう。