2024年12月12日(木)に、今年の漢字2024が「金」だと発表されました。
しかし「金」と書かれた字が、達筆すぎて読めないと話題になっています。
そうなると、今年の漢字2024の「金」はどんな書体だったのか気になりますよね。
そこで本記事では「今年の漢字2024「金」が読めない!書体は?なぜ清水寺で発表されるの?」と題して、今年の漢字2024の「金」はどんな書体で書かれたのか、なぜ清水寺で発表されたのかについてまとめていきます。
~この記事を読むと分かること~
・今年の漢字2024「金」が読めないことに対するネットの反応
・今年の漢字2024「金」はどんな書体で書かれたのか
・今年の漢字はなぜ清水寺で発表されるのか
・歴代の今年の漢字
今年の漢字2024「金」が読めない!
今年の漢字2024は「金」だと発表されましたが、書かれた字が達筆すぎて読めないと話題になっています。
今年の漢字は「金」
— 僕モグアイ (@freemeyson9) December 12, 2024
お坊さん書いた字が金に読めない事件 pic.twitter.com/BHBYH7l4NN
早速ネットでは「重?」や「壬?」といった投稿が見られました。
今年はオリンピックがあった年なので「金」が選ばれる可能性が高いと思っていましたが、書かれた字を見て「なんて読むの?」と疑問に思った方が多くいたようですね。
「金」はどんな書体で書かれたの?
正式に発表はされていませんでしたが、おそらく草書で書かれたのではないかと思います。
似てる草書体見つけた
— 빛골 世雲 🇵🇸 🕯🙏 (@se00n1330) December 12, 2024
今年の漢字2016 草書で「金」 Kanji of the year 2016 金[kin] in cursive script https://t.co/4CNbmHmvuA pic.twitter.com/2kG7Obwifv
草書は書体の一つで、簡単に早く書ける字体として、書体をくずして書くことから「くずし字」と言われます。
芸術としての作品を制作するときなどに多く使われている印象ですが、素早く躍動感を持って書く草書はとても技術が必要になりそうです。
今回発表された今年の漢字は「金」でしたが、確かに「重」という字に見えなくもないですよね。
「金」が選ばれた理由は?
応募数 221,971票のうち、12,148票の投票で「金」が選ばれました。
選ばれた「金」の漢字は今年で5回目となりますが、今回は【光の金(きん)】と【影の金(かね)】の意味があるそうです。
2000年、2012年、2016年、2021年に続いて5回目になる「金」ですが、今年はオリンピック・パラリンピックでの日本人選手の活躍による【光の金(きん)】と、政治の裏金問題、闇バイトによる強盗事件、物価高などの【影の金(かね)】を理由にあげる人が多く見られたそうです。
2024年の第1位は、2000年、2012年、2016年、2021年に続き5回目となる「金」でした。今年はオリ・パラの日本人選手や大谷翔平選手などの活躍による“光”の『金(キン)』だけでなく、政治の裏金問題、闇バイトによる強盗事件、止まらない物価高騰など“影”の『金(かね)』を理由にあげる人が多く見られました。
引用元:今年の漢字
今年の漢字はなぜ清水寺で発表されるの?
「今年の漢字」の主催者である、日本漢字能力検定協会の本部が京都にあるからだそうです。
そして、京都を代表する寺院の一つである「清水寺」が、日本国内だけではなく海外の方にもよく知られている場所だからだとのことでした。
発表する場所はどのような理由で選ばれていますか?
「今年の漢字®」の主催者である(公財)日本漢字能力検定協会の本部が京都にあり、清水寺はその京都を代表する寺院の一つであることと、国内外の方を問わずよく知られている場所であることからです。引用元:今年の漢字
このことについては「今年の漢字」公式ホームページで紹介されていました。
歴代の今年の漢字は?
- 2024年:金
- 2023年:税
- 2022年:戦
- 2021年:金
- 2020年:密
- 2019年:令
- 2018年:災
- 2017年:北
- 2016年:金
- 2015年:安
- 2014年:税
- 2013年:輪
- 2012年:金
- 2011年:絆
- 2010年:暑
- 2009年:新
- 2008年:変
- 2007年:偽
- 2006年:命
- 2005年:愛
- 2004年:災
- 2003年:虎
- 2002年:帰
- 2001年:戦
- 2000年:金
- 1999年:末
- 1998年:毒
- 1997年:倒
- 1996年:食
- 1995年:震
以上となります。
詳しく選ばれた意味などは、今年の漢字公式ホームページに掲載されていましたので、興味のある方はチェックしてみてください。
公式ホームページ:今年の漢字 歴代「今年の漢字」
まとめ
今回は、読めないと話題になっている今年の漢字2024について紹介しました。
「金」と書かれた漢字は、おそらく草書で書かれたのだと思われます。
草書は素早く躍動感を持って書かれる書体のため、読みにくいようですね。